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第1回上田スカイレース~秋和コース~

BukkaSkyClubからスカイレース塩尻コースに佐藤、横山、秋和コースに中井が出場

今回は秋和コースの中井のレポートです。

今シーズン初のレース、UEDA VERTICAL RACE SKYRACE(秋和コース)に出場した。 距離/獲得標高は、18km /±2,000mで、急峻な斜面、浮石しかないガレ場、 上田市を一望できる稜線など、バリエーションに富んだコースだった。

UEDA Sky Race~秋和コース~

のコースプロフィール

大会HPより引用

天候は殆ど晴天で、少しシャワーのような雨が降った。 稜線上は風が強く、少し寒く感じた。 ●大星神社(スタート地点)〜太郎山山頂 UEDA VERTICAL RACE VERTICAL(猿飛佐助コース)と同じコースで、 300m下って、1,000m登る。 昨年も完踏してるため、気持ち的にも体力的にも余裕を持って攻略することができた。 太郎山山頂での応援にも応えることができるくらいには余裕だった。

●太郎山山頂〜虚空蔵山山頂手前 上田市街を一望できる稜線で、景色は最高。 ただ、アップダウンの激しい稜線で、途中岩場があったりと、かなり体力を削られた。 両足のハムストリングも攣りそうになり、虚空蔵山山頂手前で、初めてジェル&水分を補給。 ここから秋和コースは、虚空蔵山山頂には行かず、秋和へ向けて下山。 

photo:嘉藤さん

●虚空蔵山山頂手前〜秋和(AS) 秋和に向けて500m下る。 滑り台以上に斜度のある急峻な坂&浮石だけのガレ場で、 一歩間違えれば命を落としてしまうようなコースだったため、 下ることに対して、全神経を注いだ。 それでも途中でバランスを崩し、尻餅をついた状態で高さ10m近く滑ってしまった。 道の真ん中に立っていた木に捕まることができ、何とか滑落せずに済んだが、 お尻と太ももは擦り傷だらけ、ブレーキをかけたときに大腿四頭筋を酷使してしまった。 浮石のガレ場では、大腿四頭筋を攣らないよう、ゆっくり下ることしかできなかった。 ASの秋和では、ジェルとバナナと蕎麦と攣り防止のために水分と塩(効果は不明)を摂取した。 ●秋和〜太郎山山頂 太郎山に向けて600m登る。 前半の大星神社→太郎山よりも斜度は小さいが、 ハムストリングも大腿四頭筋も攣る寸前だったため、休みを挟んで登った。 休んでいた途中、後ろから来た選手に塩熱サプリを頂いた。(ありがとうございます!) お互い競い合っているけど、こういう助け合いがあるのが、スカイランニングの良いところ。 手元にあったドライレモンと塩熱サプリのおかげで、後半はグイグイ登ることができた。 太郎山山頂手前で、雨が降り出したが、すぐに止んだ。 ただ、稜線に出てからは、風もあり、体が濡れていたので少し寒さを感じた。 今回シェルは使わなかったが、もう少し稜線が続いていたら必須だった。 こんな状況にいつでもなりうるので、シェルが必携なのも納得がいく。 ●太郎山山頂〜大星神社(ゴール地点) 猿飛佐助コースの逆走で、300m登って、1,000m下る。 下りに入る前に、バナナと水分を補給。 ここの下りも急峻で、へとへとの体にはかなり辛かった。 700mほど下った後、最後の300m登り。 登り手前のASで塩を補給しようとしたが、塩がなかった。 すると、ASにいた選手が塩飴をくれた。(ありがとうございます!) 登り始めは、ハムストリングが攣りそうだったが、 塩飴が効いたのか段々と感覚が無くなっていき、ハムストリングが復活。 相変わらず大腿四頭筋は、ダメだったので最後の300mの下りは辛かったが、 後ろから来た選手に「みんな足使い果たしてるから!!」と言われ、 「それでもみんな必死で最後まで走ってるんだぞ」と解釈し、 大星神社に向けて、必死で下った。 気づいたらゴールしてて、マイクを渡され、思わず「最高」と叫んだ。

大会オフィシャルギャラリーから 体中傷だらけになったし、両脚の筋肉もボロボロになったけど、 カモシカみたいに四足歩行で斜面を駆け上がったり、落石みたいに坂を転げ落ちたり、 全身ドロドロになったりと、自然と一体になれた気がする。 普段、都会にいてたら経験できないことを、 スカイランニングでは経験できる素晴らしい競技だと思う。 レースの途中、「Bukkaファイト、Bukka頑張れ」という応援の声が励みになった。 

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