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サナダバーティカル100~スカイスピード日本選手権~

サナダバーティカル100 (おそらく)日本唯一のスカイスピードに参加してきました。 スカイスピードとはスカイランニング競技の中の1種目で、100m以上の獲得標高差があり、かつ傾斜33%以上を含むレースです。 サナダバーティカルでは、水平距離300mで100mを駆け上がるコースでした。 ルールは予選→準々決勝→準決勝→決勝と勝ち上がっていくトーナメント方式。 結果から言うと中井は準々決勝で惨敗でした。 

◾️予選 最低でも予選は勝ち残りたいと言う思いと、周りの選手がベテランスカイランナーばかりと言うこともあり、後先考えず初めからブッコミました。 初めの100mは傾斜も緩く、結構走れました。このまま走り切って残り200mも終えられるんじゃない!?とか思っていましたが、現実は甘くありませんでした。 100m過ぎたあたりから急に傾斜が上がり足と腰に負荷が。 乳酸が一気に溜まる感覚が伝わり、痛いを通り越して感覚がなくなり、気づいたら足が上に上がらなくなってしまいました。 それでも、まだ1回目と言うこともあり何とか6人中4位で予選通過しました。 この後は30分ほど休憩を挟み、準々決勝へ。 ◾️準々決勝 目標は達成したものの、次も全力でブッこみ、あわよくば準決勝進出!とか狙っていました。しかしながら、当然現実は甘くありませんでした。 予選の時よりもひどく、半分過ぎたあたりから吐き気と胸の苦しさに襲われ、足も力が全く入らずフラフラ蛇行運転。 正直な話、あまりに辛くて、この時の記憶があまりないのですが、周りの声も聞こえず視界も暗く、とにかくこの苦しさを終えるために前に進むことだけを考えてたと思います。 なんとかゴールテープ切った後は暫く倒れ込んでしまい全く動けず、の状態でした。 こんなに苦しくて辛い大会は、これが初めてでした。走ってる最中は、もう一生スカイスピードにはでないぞ!とか思っていましたが、走り終わった後は、全力を出し切ったぞ!という満足感や、全身の力が抜けていく脱力感がなぜか気持ちよく、また来年も出よっかなと思っている自分がいます。

短い距離であるが故、走り終わった選手の応援&励まし合いもあり、欧州の大会みたいな感覚を覚えました(動画でしかみたことありませんが)。 今回は苦い結果でしたが、来年はさらなる鍛錬を積んで準決勝に上がるという目標を掲げて練習に励みたいと思います。 

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